〜65歳からの挑戦(31)〜  2013.6.28

「白い馬」―2012.5.27(日)晴れ―


ハリーさんに
300年前の運河を見に連れって言ってもらう。
輸送に使われていた。

チョークで山に白い馬を描いている。
周囲の自然の中にぴったりだ。
美しい景色の中によくこれを使った昔の人はすばらしい。



1人の牢獄がここにある。
重罪人はオーストラリアに流されて結局戻って来ていない。
30年のエリザベス女王の戴冠式で恩赦になったそうだ。
パレードがあるというので一旦帰ってピザを食べて、
又4人で出掛ける。
結局、今日はもう300人通った後で、もう来ないとか。

そのまま帰り、又クレジットカードを捜す。
無いので、ハリーにブライトンの駅に電話してもらい、
明日又朝に電話して、なければキャンセルすることにする。
「あーもう」
確かにこの家で出した気がしていたのに記憶が無くなった。
これから本当にしっかりしないと大変なことになるぞ。
テンションが緩んでしまった。



夕食は又ずばらしくて、鳥の丸焼き(ロースト)
その汁に小麦粉を入れて混ぜてキャラメルソースで色をつける。
ポテトを焼いて、庭でとれて冷凍していたえんどう豆を茹でて
その上にかける。心のこもった料理でおいしかった。
2人の夫婦の掛け合いがまた素晴らしい。
夫のTomは少し呆けていて耳も遠いけど、
食事の後、「美味しい食事をありがとう」と妻にいつも必ず言う。






つづく・・・

                     淳子記

 


便風とは
「びんぷう」と読みます。
意味は、「(1)追い風。順風。(2)便り。手紙。音信」を表します。
大辞林(国語辞典)