〜65歳からの挑戦(28)〜  2013.6.28

「イ−ストボ−ンお別れ」―2012.5.26(土)晴れ―

4時起床。
荷物の整理も着いたし、忘れ物もない。
よし、ソ-ルズベリ-へ出発だ。
これから一人、荷物を持っての大旅行だ。

しばらく、ホストマザ−のジャネットと話し庭を案内してもらう。
ここでの最後の日にこんなにゆっくり話が出来た。






8:50分家を出る。
インフォメーションセンターで
スク−ルメイトの台湾人のクレアと待ち合わせ。
トルコ人のアイリーンも来てブライトンまで見送ってくれるという。

ブライトンまでバスで一時間の旅を三人でする。
オックスフォ−ドへ行った時に知り合ったサラが
バス停まで迎えに出てくれていた。
荷物をサラの家に預けて四人でパビリオンへ。






美術館は歴史のある趣のある建物だが
小さくて少し物足りなかった。
最後の昼食をみんなでしてから駅まで送ってもらう。
その間ずっと私のトランクを
かわるがわる持ってくれて本当に助かった。
三つの荷物を持って一人で
遠くて長い石畳を歩くのは大変だったろう。
名残を惜しみつつ3人と別れてホームに出る。
皆ありがとう。

電車にやっと乗り込み座ったら、
高校生らしき3人の女の子たちと同じ車両になる。
最悪かなと思ったらやはり大声で騒ぐ。
どこの国も女子高生が一番元気でたちが悪い。
傍若無人だ。「あーあ」と思っていたが、「そうだ!信子さんが出発前に持たせてくれたのウォークマンだ」
と思いつき、イギリスに来て初めて聞く。
彼女が私の為に2000曲入れてくれたのだ。
井上陽水やビートルズを聴いていると、車窓の移りゆく景色と
一緒になってジーンときた。



別にホームシックというわけではないが、懐かしい昔を思い出している時のような…。

いよいよソールズベリーへ。

つづく・・・

                     淳子記

 


便風とは
「びんぷう」と読みます。
意味は、「(1)追い風。順風。(2)便り。手紙。音信」を表します。
大辞林(国語辞典)