〜65歳からの挑戦(13)〜 2012.12.23 |
丘陵地をナイフでそぎ取ったような絶壁はまるで7人の乙女が立っているように見えることからその名前が付いたという。バスから見える途中の景色も素晴らしい。 同じバスに日本人らしき男性がいた。 バスを降りる時「あっ」という声の出し方でわかった。日本語で「日本からですか?」と言うと30代位の男性は嬉しそうに「はい、そうです。ロンドンに語学研修に来ていて、今日は同僚を送ったついでにここまで足を延ばしたのです。」イギリスには2カ月位いるそうで、私と同じ「地球の歩き方」を読んで、休日はあちこち出掛けているそうだ。 いろいろ知識が詳しくて、白亜紀のこと等を教えてくれた。 このセブンシスタ−ズは断崖絶涯のチョ−ク砂岩の白とずっと続く草原の緑のコントラストが美しい。 絶壁の下で私たちはランチ。船橋から来た彼はブライトンに行くとそこで別れた。 「急に彼と話しだして、言葉が分からなかった。日本語?」とスロバキアから来たスザンナに聞かれて、それをきっかけに、色々な国の『ありがとう』をそれぞれの国の言葉で教え合う。 4人ともみんな賢く、やさしい女性達だ。 台湾からきたクレアは私のイギリスでのこれからのスケジューと年齢を聞いて拍手してくれた。「自分のお母さんより歳上だ」と。 1人バス停に立っている男性に、「ショッピングセンター」はこれでよいかと聞くと、自分も行くので一緒に行こうと言われ気が楽になる。
つづく・・・ 淳子記 |
便風とは |
「びんぷう」と読みます。 意味は、「(1)追い風。順風。(2)便り。手紙。音信」を表します。 大辞林(国語辞典) |