〜65歳からの挑戦(6)〜  2012.11.24

「 お花見 」―2012.4.7―



私に旅行記を書くことを勧めてくれた女性と、 パソコン担当の人達とお花見宴会をした。

英国で知り合った人達に、桜の花の写真は日本の代表として見せたい。
桜の満開の花を撮ったり、家族や友人たちとの写真を撮る予定だったが・・・
結局桜だけはなんとか撮れたが、
あとは飲むのと話すことですっかり忘れてしまった。


旅行記はまだ本題に入らないうちに、
日本でのことが沢山ありすぎる。
もう私の旅は始まっているのだ。

渡航が決まってから、色々な方々に壮行会を開いていただいた。
みな温かく、私のイギリス行きを応援して下さった。
それは、今の私の置かれている状況から一度離れることへの応援と、
やはり昨年の東日本大震災以後感じた、「無常観」への理解だと思う。

1000年前に起きた同じ自然災害で人々は宗教を信じ、
鎌倉時代に沢山の宗教が日本に広まるが、
それは、ルターの宗教改革よりはるか400年前という。

私たちの中に、自然に対する姿勢が「受け入れる」ことなのだろう。
自然災害はさまざまなことを人々に与えるが、
その中で阪神大震災で1人息子さんを亡くした友人が、
自分のブログの中で私のイギリス行きを
「しばらく・・・ちょっと淋しいけどいってらっしゃい!
実り多き日々でありますように!! 」と書いてくれた。

皆、それぞれの苦しみの中で、少しずつ前に進んでいる。

つづく・・・

                     淳子記



便風とは
「びんぷう」と読みます。
意味は、「(1)追い風。順風。(2)便り。手紙。音信」を表します。
大辞林(国語辞典)