〜おもてなしの心〜  2010.3.20
お天気に恵まれた3月3日、豪華客船が、近くの港に立ち寄りました。
NPOから「外国からのお客様をおもてなししたい」という発案があり、 爽風もお手伝いさせて頂く事になりました。
日本の文化を伝える良い機会にしたいと考え、話し合いました。

「自慢のわらび餠や、特別に用意した桜餅は喜んでもらえただろうか?」
「美味しい日本のお茶を飲んで頂きたい!」などと考えながら、日本の良さを感じてもらえるよう、 馴れない着物に四苦八苦しながらも、外国の方々に楽しんで頂けるよう心がけました。

「頭痛に効くお茶があるか?」と、体にとても良い物としてお茶をとらえているイギリス男性。
「日本のお茶がとても飲みたかった。」と、1時間もお店を探して来て下さったドイツからの老夫婦。
宿泊先のユースホステルに置いてあった イベントのパンフレットを見て、 「こんなお店に来てみたかった。」と、わざわざお一人で来て下さった若いアメリカ女性。
皆さん、着物にも とても喜んで下さり、一緒に写真を撮ったりしました。
「みどりの高原」の粉末茶の手軽さがとても気に入って下さったようです。
今回の試みはNPOの初のイベントという事で宣伝不足の為か 多くの方には来てもらえなかったのが残念ですが、 「おもてなしの心」という事を真剣に考え、得る事の多い一日でした。

そして、当日朝早くから着物の着付けをして下さった方、 わざわざ遠方より応援に駆けつけて下さった方、お花を差し入れて下さった方、 多くの方の手助けがあってこそ出来た事でした。
ありがとうございました。
                        EKO記


船が着いてから一週間位経った夜、仕事終わりに帰る時
「南風が吹きましたね」と 言われました。
彼女は自転車のプロとしてオリンピックにも出ていて
風を感じて走るので 匂いでわかるのだとか・・・。 もう春ですね。
     淳子記




便風とは
「びんぷう」と読みます。
意味は、「(1)追い風。順風。(2)便り。手紙。音信」を表します。
大辞林(国語辞典)