〜月のこころ〜  2008.11.30
駅の近くの釣具店の前を通る時、いつも見上げるその店の大きな看板があります。
そこには大きな明るい月が看板一杯に浮かび上がり、まるで実物のようなリアルな看板です。
夜空の月と同じくらいに見えて、しかも欠け具合が本物の月と同じだということにある日気がつきました。
それからは晴れた日に近くを通る時はその店の前をわざわざ遠回りしても、その看板を見るのが楽しみになりました。

ある日その店の前で女主人らしき人と出会い、思わずその看板のことを尋ねました。
その看板の満ち欠けの秘密はセンサーで操作しているということでした。
「ちょっと待って下さい。」
と店の中に入った女性はパンフレットを持ってきてくださいました。
それには「月のサイン」とあり月の満ち欠けの様子と文章が図入りで書かれていました。
     淳子記

以下紹介します。

-------月のこころ-------
いつのまにか私たちの生活から月が遠くなりました。
元来、つきは日本人のこころの深く影響を与え、俳句や短歌に歌われてきました。
忙しさが増す現代だからこそ立ち止まって月を観察してみましょう。
神秘的で浄書のある月を眺めほんとうの豊かさがどこにあるのか
これを考えるきっかけとしたいものです。
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便風とは
「びんぷう」と読みます。
意味は、「(1)追い風。順風。(2)便り。手紙。音信」を表します。
大辞林(国語辞典)