〜早春賦〜 2006.2.16 |
前回のこの欄に「早春賦」の歌詞をご紹介しましたが その後なんだか歌詞を間違えたような気がしていました。
すると何と妹から指摘がありました。
早速お礼の電話を入れると
「これじゃ歌えないのでおかしいなと思ったのよ」と言われ
小さい時からいつも一緒にいて歌も一緒に歌っていた
妹からの指摘に感慨深いものがありました。 遠く離れて住む妹と最近は ゆっくり話すことも無くなりましたが、原風景は同じなのだと
懐かしくあの頃を思い出しました。
この頃になると好きな歌で口ずさむ割にうろ覚えだったことを恥じています。
改めてご紹介します。
淳子記 早春賦
春は名のみの風の寒さや
谷の鶯歌は思えど
時にあらずと声も立てず
時にあらずと声も立てず
氷溶け去り葦は角ぐむ
さては時ぞと思うあやにく
今日も昨日も雪の空
今日も昨日も雪の空
春と聞かねば知らでありしを
聞けば急かるる胸の思いを
いかにせよとのこの頃か
いかにせよとのこの頃か
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便風とは |
「びんぷう」と読みます。 意味は、「(1)追い風。順風。(2)便り。手紙。音信」を表します。 大辞林(国語辞典) |