〜好み〜  2004.9.2

先日京都に行ったときのこと。
陶器祭りを見ながら目ぼしい物をチェックして帰りに又ゆっくり来ようと急いで用事を済ませ戻ろうとすると、ものすごい夕立に会いました。

折角の日帰り京都を雨宿りで時間を使うのはもったいなく思われて濡れながら歩いて陶器祭りの通りまで出ました。ますます雨は激しく降ってびしょびしょになりながらもさっき気になった三島のお皿を探して歩きましたがこの雨の中、誰も歩いている人はおらずその上、雷まで鳴り出して店も商売どころではない有様です。やっと探していたお皿を見つけて作者と話をしたらなんとその若い男性は、爽風が以前から仕入ていた窯元の息子さんだったのです。全国で沢山ある窯元の中で親子の陶器をそれぞれ別々に魅かれたこの偶然が不思議で又嬉しく、雨に濡れながらも充実の京都旅行でした。

不思議なご縁の三島のお皿をお近くの方は爽風に見にいらして下さい。
遠方の方のために近々ホ−ムペ−ジの写真でもお届けする予定です。

今年の猛暑も9月の声を聞いてさすがに荷物をまとめて帰り始めたようです。

淳子記


便風とは
「びんぷう」と読みます。
意味は、「(1)追い風。順風。(2)便り。手紙。音信」を表します。
大辞林(国語辞典)