〜あがき続けるということ〜  2004.7.10
最近友人宅に泥棒が入りました。しかも同じ人が何回も侵入。犯人は同じ地域に住む顔見知りで若い人。
犯人が捕まって一件落着かと思っても後日談はそうはうまくいきませんでした。
今の時代、心を騒がす事件が多発していますが、なぜこんな風にざわっとえぐられるような後味の悪い事件が多いのでしょうか。

いつの時代も凶悪な犯罪はあったでしょう。
でも何かそれなりの犯人の勝手ながらの理由が見えていたけれど今はさっぱりわからない事件が多いのには何か原因があるのかも。事件はいつの世も時代を反映していると言うけれど我々が今若者に何を伝えるかということが重要だと思うのです。

時代間の感覚のずれは日増しに大きくなっていきますがそれでもなんとか心を通わせたいと両者であがくことが大事なのではないでしょうか。いきなり分かり合えることはないけれどわかろうと向き合うこと、分からなくても分かりたいと思うことそのことをやり続けるしかないのですね。
それは世代間の問題だけではなく人間関係すべてにいえることだとあらためて思ったのでした。

淳子記


便風とは
「びんぷう」と読みます。
意味は、「(1)追い風。順風。(2)便り。手紙。音信」を表します。
大辞林(国語辞典)