〜決意〜 2004.5.15 |
新茶が出始めて間もないころ他市でお茶屋を営まれている若い男性が来られました。 そこはなんと江戸時代から続いている老舗で17代目だそうです。 そのお店の歴史の厚みに気の遠くなる思いでしたが羨ましいとばかりは言えない重みも感じました。 それにしても飲みついで来た歴史と茶道の長い文化を感じ、駆け出しの爽風も次世代につなぐ役目があるのだと感じています。 煎茶セットを召し上がられて美味しかったと言って下さって爽やかに帰られました。 幼い時からお茶の香りに囲まれて育ったに違いないその若旦那の細い腕が頼もしく感じ、私も頑張ろうと決意新たにした一日でした。 淳子記 |
便風とは |
「びんぷう」と読みます。 意味は、「(1)追い風。順風。(2)便り。手紙。音信」を表します。 大辞林(国語辞典) |