〜雨の呼び名〜  2003.7.27
今年は長雨が続きあちこちでいろいろな被害がおきています。
お茶には被害が少なかったのが不幸中の幸いでしょうか。

さて雨にもいろいろな名前があるのをご存知ですか。
「梅雨」といっても沢山の呼び方があります。
木々の青葉をなお鮮やかに、色を濃くしてふる『青梅雨』・
雷を伴って昼夜を問わず降り続く集中豪雨の『暴れ梅雨』・
梅雨がないと言われる北海道でたまに見られる梅雨の現象『蝦夷梅雨』・
ザ−ッと激しく降ってはさっと止むことを繰り返す『男梅雨』・
しとしとと長く降り続く型の『女梅雨』・
梅雨が明けたと思ったらもどってきたように又二、三日降り続く雨『返り梅雨』・
雷をともなってひときわ強く降る梅雨の最期の雨、これが上がると夏到来を告げる『送り梅雨』

今年は長い『梅雨』なので長い雨のお話でした。
『返り雨』が降ると又暑い夏です。みどりの高原のお茶を冷たくして飲むのは如何でしょうか。

淳子記


便風とは
「びんぷう」と読みます。
意味は、「(1)追い風。順風。(2)便り。手紙。音信」を表します。
大辞林(国語辞典)