〜オノマトぺ〜  2003.3.1
三月弥生の時期になると気分がうきうきしてくるのはわれわれの中のお祭り気分の血が騒ぐのでしょうか。
土の中からいろいろな花の芽も起き出して爽風の前の花壇も賑やかになりました。

ところで皆様 『オノマトぺ 』いう言葉を聞いたことがありますか。
擬音語、擬態語の総称だそうですが今若い人たちがよく使う「まったりした味で」などは最近使われ出した言葉ですね。
食感の表現にはいろいろな言い方があり、日本語には微妙な言い回しが昔からあります。
英語の「クリスピ−」に対して「さくさく」「ぱりぱり」「こりこり」「ぽりぽり」などがありますし、又「クランチ-」に対して「かりかり」「がりがり」「ばりばり」「ぼろぼろ」などがあり日本語のほうが多種多様な表現があって豊富です。世代間にも表現の違いがあり、味に対する関心も違ってきています。

ではお茶のオノマトペはどう表現しますか。
この香気をどうオノマトペで表現しようか今考え込んでいます。

淳子記


便風とは
「びんぷう」と読みます。
意味は、「(1)追い風。順風。(2)便り。手紙。音信」を表します。
大辞林(国語辞典)