〜春を探して〜  2002.4.14
先日の日曜日友人夫婦とちょっと遅い桜の花を探して県北へ車を走らせました。
爽風の閉店頃から目的地も決めず出発し、高速の標識を見て右左を決め、まだ咲き残した山桜を眺め、こんなドライブも久しぶりだなあと思うと車中もウキウキム−ドになってきました。

突然「千代田」の文字が標識に見えた時、千代田在住の友人を思い出しました。運良く在宅中だった友人はすぐ出てきてくれると言うのです。
一緒に水を汲んだり、案内されてぶっらっと入った土地の野菜を売っている所で鹿の肉初めて食べさせて貰ったり、土手で土筆を必死に取ったり出発の時とはだんだん思いがけない展開になっていきました。

真っ暗になった帰り道を戻りながらたった数時間先のことも読めない、どんな事が待ち受けているかわからないまるで人生の縮図のような一日だったねと話しました。
本当に思いがけぬ楽しい日となりました。

淳子記


便風とは
「びんぷう」と読みます。
意味は、「(1)追い風。順風。(2)便り。手紙。音信」を表します。
大辞林(国語辞典)