〜中学校のPTAの会に出席して その2〜  2001.12.15
先日講習会に出てお茶の入れ方や効能、歴史についてお話したことは前回お伝えしましたがその時子どもたちについてもいろいろお話させて戴きました。今日はそのことを書きたいと思います。

私は学習塾をやっていまして中学生を長年みてまいりました。
時代と共に変わったところと変わらないところとありますが全体的に子どもたちは疲れています。
親は子どものことは心配なものですが、その心配な時期をどうやってのりきるかが、親として問われています。

「待つ」ことが一番、重要だとわかっていても、なかなか「待つ」ということは難しいことです。
「日常茶飯事」という言葉があります。
ご飯を食べたりお茶を飲んだりするような、当たり前のことという意味ですが同じことをやりつづけるということは大変なことです。突然、何か分かったというようなことがおきるわけでなく、同じことを淡々とやり続ける中で分かってくることがある、と言った意味でしょうか。
美味しいお茶でも飲みながら気心の知れた人と悩みを打ち明けあい、「待つ時期を待つ」ことをお勧めします。

淳子記


便風とは
「びんぷう」と読みます。
意味は、「(1)追い風。順風。(2)便り。手紙。音信」を表します。
大辞林(国語辞典)